W杯2026日本代表メンバー発表!三笘 南野 守田落選 遠藤 長友はIN 若手も

A代表

W杯開幕まで残り約1ヶ月。そのタイミングで、日本代表は二人のエースを失った。

2025年12月、南野拓実(モナコ)が左膝前十字靭帯を断裂し、シーズンアウトが確定した 。さらに5月9日、ブライトンの三笘薫がウォルバーハンプトン戦で左太腿裏を痛め、ピッチを後にした 。W杯への出場が困難との情報が翌日から相次ぎ、ブライトンのフュルツェラー監督も「W杯に出られるかどうか分からない」と語った 。

左シャドーというポジションで南野・三笘・鈴木唯人(鎖骨骨折で別途離脱)と3人が相次いで倒れた 。サッカーダイジェストは「呪われた左シャドー」と表現したが、笑えない話だ。

それでも発表された26人

5月15日、森保一監督は予定通り26人の名を読み上げた。GK3人、DF9人、MF/FW14人。三笘と南野の名前はなかった 。

遠藤航(リバプール)、久保建英(レアル・ソシエダ)、堂安律(フランクフルト)、鎌田大地(クリスタル・パレス)、伊東純也(ゲンク)——欧州各リーグで主力を張る面々がずらりと並ぶ。メンバー全体を見渡せば、FC東京の長友佑都を除けば実質的にほぼ全員が欧州クラブ所属という構成になっている。海外ファンが「EVERY player is in EUROPE!! Mind-blowing」と驚くのも無理はない 。

意外な顔ぶれ、若手の器用——塩貝健人と後藤啓介

今回のメンバーで注目されるのが、塩貝健人と後藤啓介の選出だ 。

塩貝は欧州でじわじわと評価を高めてきた若手FW。後藤は国内外で着実にキャリアを積み、この土壇場で名を連ねた。三笘・南野の相次ぐ離脱という穴を埋めるべく、森保監督は若い牙を選んだ形だ。海外サッカーメディアのShogun Soccerは直前予想の中で「後藤と塩貝の両方を連れて行くか、どちらか一人に絞るか」と議論しており、両者の選出は世界的にも注目されていた 。

守田英正の落選——最大のサプライズ

サプライズがあるとすれば、落選側にある。

スポルティング(ポルトガル)でリーグ制覇に貢献した守田英正が、最終的にメンバー外となった 。これを「最大のサプライズ」と言え、森保監督自身も「ポジション争いは激烈だった」と語ったとされる。事実、遠藤航・田中碧・鎌田大地・堂安律・中村敬斗・佐野海舟・鈴木唯人と中盤〜攻撃的なポジションは激戦区で、誰かが溢れるのは必然だった。

長友佑都、39歳のW杯

一方、誰もが「まだいたのか」と驚くかもしれないが、長友佑都(FC東京)が今回も選ばれた。

1986年9月生まれ、今年で40歳になる長友は、W杯開幕時点で39歳だ。2010年南アフリカ大会からの出場であれば、今大会で5度目のW杯となる可能性がある。GK以外では欧州組が中心のなか、国内組として選ばれた長友の役割は試合での出場機会というより「チームの精神的な軸」としての機能が大きい。久保や堂安ら20代中心のスカッドに、経験の厚みをもたらす存在として森保監督は信頼を置き続けている。

「過去最強」は本物か

三笘・南野という二枚看板を欠いた状態で、それでも「過去最強スカッド」という評価は変わるのか。

グループFの対戦相手はオランダ、チュニジア、スウェーデンだ 。オランダはFIFAランキングでも上位に位置する強豪で、三笘不在の左サイドは確かなウィークポイントになりうる。ただ、久保・伊東・堂安・鎌田・前田大然と攻撃の選択肢は豊富で、一人の欠場で崩れる設計ではない。むしろ今回の選出は「誰が欠けても回るチームを作れるか」という森保監督の哲学が試される26人とも言える。

逆境から始まるW杯。それでもこの26人を、信じてみたい理由はある。

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