史上最大規模となる48チームが参加する2026年ワールドカップの組み合わせ抽選が、12月5日にワシントンD.C.で行われた 。日本代表はポット2からグループFに入り、強豪オランダとの対戦が決定 。北中米3カ国共同開催となる今大会は、2026年6月11日に開幕し、7月19日の決勝まで全104試合が予定されている 。
史上初の48チーム参加、新フォーマットを採用
今回のワールドカップは、従来の32チームから48チームへと大幅に拡大された初めての大会となる 。出場チームは12のグループに分けられ、各グループ4チームによる総当たり戦を実施 。グループステージ終了後は、各組上位2チーム(計24チーム)に加え、3位チームの中で成績上位8チームが決勝トーナメントへ進出する 。これにより、従来の16チームから32チームへと決勝トーナメントの規模も倍増する 。
日本代表の対戦相手が確定
日本はグループFに振り分けられ、以下のチームと対戦することになった :
- オランダ(FIFAランク7位)
- 日本(FIFAランク18位)
- 欧州プレーオフB勝者(ウクライナ28位、スウェーデン43位、ポーランド31位、アルバニア63位のいずれか)
- チュニジア(FIFAランク40位)
オランダは2022年カタール大会でベスト8に進出した強豪国で、日本にとっては厳しい戦いが予想される 。一方、プレーオフ枠の相手は2026年3月に決定するため、本格的な対策はそれ以降となる 。
全12グループの組み合わせ一覧
各グループの顔ぶれは以下の通り(カッコ内はFIFAランキング):
グループA: メキシコ(15位)、韓国(22位)、南アフリカ(61位)、欧州プレーオフD勝者
グループB: カナダ(27位)、スイス(17位)、カタール(50位)、欧州プレーオフA勝者
グループC: ブラジル(5位)、モロッコ(11位)、ハイチ(84位)、スコットランド(37位)
グループD: アメリカ(14位)、パラグアイ(36位)、オーストラリア(26位)、欧州プレーオフC勝者
グループE: ドイツ(9位)、キュラソー、コートジボワール(42位)、エクアドル(23位)
グループF: オランダ(7位)、日本(18位)、欧州プレーオフB勝者、チュニジア(40位)
グループG: ベルギー(8位)、エジプト(34位)、イラン(20位)、ニュージーランド(86位)
グループH: スペイン(1位)、ウルグアイ(16位)、サウジアラビア(60位)、カーボベルデ(68位)
グループI: フランス(3位)、セネガル(19位)、ノルウェー(29位)、大陸間プレーオフ2勝者
グループJ: アルゼンチン(2位)、アルジェリア(35位)、オーストリア(24位)、ヨルダン(66位)
グループK: ポルトガル(6位)、コロンビア(13位)、ウズベキスタン(49位)、大陸間プレーオフ1勝者
グループL: イングランド(4位)、クロアチア(10位)、パナマ(30位)、ガーナ(72位)
各グループの見どころ
グループA – アジア勢の意地
メキシコと韓国の対戦が注目される 。ともに過去のワールドカップで好成績を収めており、グループ首位争いが予想される 。南アフリカは地元アフリカ大陸外での開催だが、サプライズを狙える位置にいる 。
グループB – カナダの初ホスト国挑戦
ホスト国として初のワールドカップ本戦を戦うカナダが、スイスという強豪とどう戦うかが焦点 。カタールは前回大会の開催国として、今回は実力を証明する機会となる 。
グループC – 南米vsアフリカの構図
5度優勝のブラジルとモロッコの戦いが最大の見どころ 。モロッコは前回大会で4位という歴史的成績を収めており、ブラジルにとって油断できない相手だ 。スコットランドの実力も侮れない 。
グループD – ホスト国アメリカの本気度
地元開催のアメリカがどこまで勝ち上がれるか、全米の注目が集まる 。パラグアイとオーストラリアも実力者で、3チームによる激しい争いが展開されそうだ 。
グループE – ドイツの復活なるか
前回大会グループステージ敗退のドイツが、名誉回復を目指す 。コートジボワールとエクアドルという強豪を相手に、本来の力を発揮できるかが試される 。
グループF – 日本の挑戦
FIFAランク平均値で全グループ中最も高レベルと評されたグループ 。オランダとの直接対決が日本の運命を左右する可能性が高く、チュニジアとの戦いも気が抜けない 。
グループG – ベルギーの最後のチャンス
黄金世代の集大成となるベルギーが、エジプトやイランといったアフリカ・アジアの強豪とどう戦うかに注目 。
グループH – 王者スペインの貫禄
FIFAランク1位のスペインとウルグアイという南米の伝統国の対戦が見もの 。スペインの圧倒的な力を見せつけられるか、ウルグアイが対抗できるかが焦点 。
グループI – 最も予測困難な組
前回準優勝のフランス、セネガル、ノルウェーという実力者が揃い、どのチームが抜け出すか予測が難しい 。特にセネガルはアフリカ王者としての実力を示せるか 。
グループJ – アルゼンチンの防衛戦
前回優勝のアルゼンチンが、オーストリアという欧州の実力者を相手にどう戦うかが注目点 。アルジェリアも侮れない相手で、油断は禁物だ 。
グループK – 南米vs欧州の頂上決戦
ポルトガルとコロンビアという両大陸の強豪同士の対決が最大の目玉 。初出場のウズベキスタンがどこまで食い下がれるかも見どころ 。
グループL – 死の組の筆頭
イングランドと前回3位のクロアチアが同組となり、激戦必至 。ガーナやパナマも実力があり、4チーム全てに突破の可能性がある混戦グループ 。
開催地と日程の詳細
大会は2026年6月11日にメキシコシティのエスタディオ・アステカで、メキシコ対南アフリカの一戦で幕を開ける 。16の開催都市でグループステージが行われ、準々決勝以降の試合はすべてアメリカ国内で実施される 。決勝戦は7月19日、ニューヨーク近郊ニュージャージー州のメットライフスタジアムで開催予定だ 。
ワールドカップ初出場国と欧州プレーオフの行方
カーボベルデ、キュラソー、ヨルダン、ウズベキスタンの4カ国が、今大会で初めてワールドカップの舞台を踏む 。特にキュラソーは人口規模で史上最小の出場国となる 。
一方、欧州プレーオフには4回優勝の実績を持つイタリアが回っており、もし突破すればグループBでカナダ、スイス、カタールと対戦することになる 。イタリアは3月26日に北アイルランドと対戦し、勝利すればウェールズまたはボスニア・ヘルツェゴビナとの決勝に臨む 。
まとめ
48チームが参加する新フォーマットでの初開催となる2026年ワールドカップは、これまで以上に多くの国と地域にチャンスが広がった大会といえる 。日本代表はオランダという強敵を引いたものの、グループ突破の可能性は十分にある組み合わせだ 。各グループにそれぞれ異なる魅力と戦略的な駆け引きがあり、どのグループからも目が離せない展開が待っている 。開幕まで残り約半年、各国の準備と戦略に注目が集まる 。


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