2026年ワールドカップの組み合わせ抽選が12月5日に行われ、日本代表の対戦相手が決まった。初戦で激突するのは強豪オランダ。2022年大会でドイツとスペインを撃破した日本にとって、今回の組み合わせは幸運だったのか。グループステージ突破に向けて、注目すべきポイントを整理していこう。
日本が入ったグループFの顔ぶれ
2025年12月5日、アメリカ・ワシントンで行われた抽選会で、日本はグループFに振り分けられた。同組の対戦相手は以下の通りだ。
- オランダ
- チュニジア
- ヨーロッパプレーオフB組の勝者(ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニアのいずれか)
2026年大会は、カナダ、メキシコ、アメリカの3カ国共同開催となり、出場国も従来の32から48に拡大される。グループステージでは各組4チームが総当たり戦を行い、上位2チームと成績上位の3位チーム8チームが決勝トーナメントに進出する仕組みだ。
最大の難敵はオランダ
グループF最大の強豪は、間違いなくオランダだろう。ヨーロッパの伝統的な強豪国で、ヴァージル・ファン・ダイク、フレンキー・デ・ヨング、マタイス・デ・リフトといった世界トップクラスの選手を擁している。ボール扱いの技術に優れ、若手とベテランがバランス良く融合したチームだ。
ESPNの分析によれば、日本はオランダに次ぐグループ2位が順当な評価とされている。しかし、2022年のカタール大会で日本がドイツとスペインという2つの元王者を2-1で破り、グループ首位で通過した実績を考えれば、オランダ相手でも十分に勝機はあるはずだ。
チュニジアと欧州プレーオフ勝者も油断禁物
チュニジアは「決して侮れない相手」と評価されている。ワールドカップ出場6回の経験を持ち、2022年には日本やチリを破ってキリンカップで優勝した実績もある。守備が堅く、組織的なサッカーを展開するチームだ。
また、4番目の対戦相手となる欧州プレーオフ勝者も軽視できない。ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニアのいずれが勝ち上がっても、ヨーロッパの2チーム目として日本の前に立ちはだかることになる。
日本にとって運はあったのか
結論から言えば、今回の組み合わせは「悪くない」と言えるだろう。同じポット1(第1シード)には、アルゼンチン、ブラジル、フランス、イングランド、スペインといった錚々たる顔ぶれが並んでいた。その中でオランダは確かに強豪だが、決して乗り越えられない壁ではない。
実際、専門家は「日本は2位通過が期待される」としつつも、「その日の出来次第では、どんな強豪相手でも勝てる力を持っている」と評価している。グループステージ突破の可能性は十分にあると見てよいだろう。
ただし、日本代表にとっての目標は、もはやグループステージ突破だけではない。ベスト16の壁を破り、過去最高成績を更新することが真の挑戦となる。そのためには、グループ内でできるだけ上位でフィニッシュし、決勝トーナメントで有利な組み合わせを引き寄せることが重要になってくる。
注目の一戦は日本vsオランダ
サッカーファンが最も注目するのは、やはり日本対オランダの一戦だろう。ESPNは「上田綾世vsヴァージル・ファン・ダイク」という対決を重要な見どころとして挙げている。世界最高峰のディフェンダーの一人であるファン・ダイクに対し、日本のストライカー上田がどう挑むのか。この個人戦が試合の行方を左右する可能性もある。
2026年6月11日に開幕する今大会では、日本は3試合のグループステージを戦い抜く。チュニジアや欧州プレーオフ勝者との試合も含め、1試合1試合を確実に積み重ねていくことが、悲願のベスト8進出への道となるだろう。
まとめ
2026年ワールドカップで、日本はオランダ、チュニジア、欧州プレーオフ勝者と同じグループFで戦うことが決まった。オランダは手強い相手だが、2022年の快進撃を思えば、決して勝てない相手ではない。チュニジアや欧州勢も油断はできないが、日本の実力なら2位以内でのグループ突破は十分に現実的だ。大会まで約半年、日本代表がどんな準備を進め、どんな戦いを見せてくれるのか、期待を込めて見守っていこう。


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